パンダになりたい-madoka's WEBLOG vol.3-

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映画週間 その1(ネタばれアリ注意)

いわゆる『全米が泣いた!』的な大規模公開の大作が苦手で、映画館まで赴くのは滅多に上映されないカルト作品のリバイバルか単館上映かホラーか、という偏った趣味の私ですが、最近はわりと一般的な映画も観るようになってきました。面白いものは面白いということで。まあそうはいっても私が「アナ雪」を観にいくことは100%ないですけど(笑)。

チョコレートドーナツ』はどこで知ったんだっけな。雑誌のレビューだったかな。
まずはタイトルで惹かれ(食いしん坊なので)、あらすじを読んで興味を持ち、予告編を見て「これはぜったい観にいかないと!」と決意。当初はシネスイッチ銀座だけの公開でしたが、水曜日に有休が取れるまで~と待ってたら(映画は1000円で観る主義)人気沸騰につき公開拡大となってました。おかげで大好きなシネマカリテで見れてよかったー。

あらすじはオフィシャルサイト予告編を見ていただければ・・・と思いますが簡単に書くと、舞台は1970年代後半アメリカ。ゲイであることを隠して生きている弁護士のポールが、意を決して初めて訪れたショーパブで女装して口パクで踊るダンサーのルディとお互い一目惚れ。あっちう間に親密になりますが、ルディが隣に住むジャンキーの母親と暮らすダウン症の少年、マルコを保護したことから事態は急進行。裁判で有利になるからという半分口実?の申し出でルディはマルコとともにポールの家に同居、収監中の母親の承諾も得て3人で家族として暮らすように。マルコは理解ある先生がいる学校に通い、ルディの歌声に惚れこんでるポールは彼に録音機をプレゼントしデモテープを作るようサポート。ハロウィーン、誕生日、クリスマス・・・と楽しい幸せな時間を過ごす3人。が、2人の関係が周囲に知られたことからポールは職場をクビになり、マルコは施設に引き取られ離れ離れに。ポールとルディはマルコを自分たちの元に戻すため法廷で闘うことになる・・・。

結末は言えませんが、途中でなんとなく予想できる、そうでなければいいのにというラストが待ってました。もうどうにもやりきれないです。これが70年代の現実、というより今も事態はそれほど進んでるように思えないんですがどうなんでしょう。同性婚を認めてる国も州も多いけど、差別や偏見は無くなっていないだろうし。今なら裁判をすれば勝てると思いますが、実際こういうケースというのはどのくらいあるんだろう?調べる手立てがないのでわからないですけど・・・。

それでも幸せなシーンも多かったですねえ。私が特に好きなのは、ルディがマルコに『あの人(ポールのこと)、自覚ないけど私にゾッコンなのよ』と言う場面。もうほんとにポールはルディのことが好きで好きでって感じがタダ漏れで可愛いのです(笑)。タイトルになってるチョコレートドーナツを食べるシーンのマルコの笑顔も超可愛い。

それと電話に出ないポールに怒って乗り込もうと歩きだした時、マルコを振り返って「手を繋いで」と言う初期の場面、ああ、きっとマルコは生まれて初めて誰かと手を繋いだんじゃないかなって思って、短いシーンだけどすごい残ってます。

そして更に印象深いのは音楽。前半の幸せな展開と中盤の法廷劇、そしてやりきれないラストと進んでいく中で、ルディの歌が大きな意味を持ってるんですよね。私はストーリーでは泣かないタイプなんですが音楽で涙腺が刺激される人なので、歌が流れるたびにウルっとしてました。特に最後、ポールが関係者にタイプした手紙のバックに流れる『I Shall Be Released』には心を打たれます。ルディは送ったデモテープがハリウッドのクラブ関係者に認められて週2で歌うようになってるんだけれど、最初のステージでは白い衣装、ラストは黒い衣装なんですよね・・・。でもきっと、クラブ関係者が聴いたのはマルコが”幸せのキス”をしたデモテープなんじゃないかな。

私は70年代の音楽は全然知らないので判らないんだけど、知ってる人にはまた違う意味合いや印象があるのかも。これが80年代だったら私にも判るんだけどなー。

とにかく見終わって数日経つ今も、あれこれ思い出してしまってる鮮烈な作品。ゲイカップルに偏見の無い人には熱烈にお勧めします。や、偏見がある人にこそ観てほしいかな。

ところでちょっと気になるのがタイトルの「チョコレートドーナツ」。なんかこれを邦題にするのってどうなの?原題は「Any Day Now」で、これをまんま訳すのは難しいと思うけど・・・。チョコレートドーナツはストーリーの中で確かに役割があると思いますが、『家族を繋ぐ食べ物』とまで表現するのはどうかなと。公式サイトでは【プレゼントが当たる!! "家族をつないだ食べ物の思い出" 募集!】なんてのもやってましたが(現在は終了)、ちょっとやりすぎでない?私みたいにタイトルに惹かれて興味を持つ食いしん坊さんは多いとは思うけれど、でもなんか意図が違う・・・と思ってしまうのでした。それでもやっぱり熱烈お勧め!
  1. 2014/05/18(日) 19:57:42|
  2. 映画と舞台
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