パンダになりたい-madoka's WEBLOG vol.3-

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63年という月日

うんと小さい頃、太平洋戦争は遠い昔のことではなかったように思う。
母の田舎へ行けば山には防空壕が残り。
家のお墓がある門前仲町のお寺には黒く焦げた墓石が並び。
父も母も戦前生まれで、戦争の記憶ははっきり持ってた。

小学校5、6年のときの担任はすこし変わった教育方針をもっていて、「6年の1学期の社会科は近代の戦争だけを教える」と宣言した。
「家の人に空襲の体験を聞いてくること」
「夏休みは太平洋戦争に関する本を3冊読むこと」
「映画”はだしのゲン”を観ること」
そんな宿題が出た。

戦争について多くを語らなかった父が、この宿題に1回だけ答えてくれた。
”裏の家の屋根をつきやぶって焼夷弾が落ちたんだけど不発弾で、箪笥の引き出しを開けたら出てきたんだよ”
笑い話のようだけど、当時まだあった”裏の家”を思うとあまりにもリアルだった。

自らは語らなかった父だけれど、本はたくさん与えられた。「東京大空襲-東京が燃えた日」「ガラスのうさぎ」「広島の姉妹」・・・自分で考えるように、と(ちなみにこの書籍名、ぜんぶ覚えていて書いてる)。

担任の先生も父も、ちょっと変わった人だったかもしれない。
今だったらかなり問題になるかも。
でも私は、まだ身近に戦争の影が残っていた子供時代に、確かにあったことを教えられて良かったと思う。

私に出来ることは何もない。
けれど、”知っていること”が未来へ繋がればいいと、切に願う。
父や先生や本に残してくれた体験者。私に教えてくれた、すべての人のためにも。
  1. 2008/03/10(月) 23:59:59|
  2. 日々戯言
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